雪のひとひら
雪のことを「天花(てんか、てんげ)」と云います。空から花弁がひらひらと舞い落ちてくる様子。
今朝、雪の降り始めのひとひらに、そんな情景が浮かびました。
写真家、星野道夫さんの「雪、たくさんの言葉」のエッセイのなかで、エスキモーの雪に関する言葉が紹介されています。
アピ…地面に積もった雪
クウェリ…木の枝に積もる雪
プカック…雪崩を引き起こす雪
スィクォクトアック…一度溶けて再凍結した雪
ウプスイック…風に固められた雪
言葉というのは人々の生活から生まれるものだと思います。
日本では雨にまつわる言葉が400語を超えるそうです。
今日の読書
星野道夫『イニュニック(生命)』
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