日常のなかで、ふと旅に出ている感覚になります。

月日は百代の過客にして、行かふ年もまた旅人也

月日というものは、永遠の時間を旅する旅人みたいなもので、やって来ては去っていく年月も、やはり旅人のようなものなのだ

松尾芭蕉の『奥の細道』の有名な一文です。

道行のバスのなか雪景色を見ながら、私はいまどんな旅をしているんだろうとおもい、なぜか物哀しい気持ちになりました。

いつかの松江

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